2022/03/01

公共交通のEV化に関する共同実証事業に急速充電器が採用
~種子島のSSなど3箇所に設置~

 

サービスステーション隣地に設置された急速充電スタンド



デルタ電子株式会社(代表者:柯 進興)は、出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤俊一)、種子島石油株式会社(本社:鹿児島県西之表市、代表取締役:山下眞吾)、鹿児島県西之表市(市長:八板俊輔)が実施する、種子島における「公共交通のEV化によるサービスステーションにおけるEV関連事業」の共同実証事業に、弊社製電気自動車(EV)用充電器が採用されたことをお伝え致します。

本共同実証では、西之表市内の公共交通車両にEVを導入し、車両の充電を種子島石油の運営するサービスステーション隣地等で行い、EV化によるCO2排出量削減効果、公共交通機関維持にかかる自治体の財政負担の低減効果、またサービスステーション隣地等におけるEV充電サービスのオペレーション等を検証し、カーボンニュートラル社会の実現に向けたEV普及移行期におけるサービスステーション隣地等での充電を含むEV関連事業モデルを実証するものです。本実証に関し、サービスステーション隣地等に設置するEV用充電器に弊社の製品が採用されました。

今回採用された製品は、50kW出力DC充電器「EVHJ503」シリーズで、デュアルポート設計により2台のEV/PHEV(プラグインハイブリッド車)を同時に充電することが可能であること。また、同時に導入された「Delta Gridバックエンドサービス」により、管理者はクラウドサービスを活用してEV充電器を管理することで、充電サービスを効率的に運用することが可能となることなど、導入・運営の容易さと拡張性が評価され採用されたものです。今回のようにサービスステーションやショップへの設置の他、ショッピングモール、商業ビルなどにおける急速充電インフラに必要な機能を提供しています。

弊社は、公共交通のEV化へのサポートを通じ、サステナブルな社会を目指すことで、SDGsの達成に貢献したいと考えています。
 
写真提供:出光興産株式会社




【50kW出力DC充電器「EVHJ503」シリーズ】
 



主な特長:
                1.  
・2本同時に充電可能
  1. ・小型化による設置面積の削減及びコストの低減
  2. ・RFIDによるユーザー認証
  3. ・モジュール化による容易な保守性
  4. ・IP55の防塵・防水性能による高信頼性
  5. ・94%の高効率によるエネルギー削減
  6. ・ダイナミック・ロードシェアリングによる充電サービスの最適化
  7. 補助金(次世代自動車振興センター)対象製品
詳細はこちらから







【Delta Gridバックエンドサービス】

■「Delta Grid Dashboard」 見える化/管理/設定サービス











 
  • 充電器の動作状態、充電の使用状況、異常発生状況、履歴グラフなどを見える化
  • 遠隔地からも閲覧が可能、故障時のリモート診断も容易に
  • 遠隔地からのFWアップデートにより、常に最新状態を保持することが可能



【本リリースに関するお問合せ先】
デルタ電子株式会社 マーケティング課
e-mail: jpmarketing@deltaww.com

【製品に関するお問合せ先】
デルタ電子株式会社 e-Mobility & EVS Division
e-mail: jpev@deltaww.com
 

ニュースソース:デルタ電子株式会社