世界各地に繋がる研究と開発
デルタは、技術革新および新製品や技術の体系的な開発に専念しています。特に、エネルギー効率の高い省エネ製品の開発には力を入れています。
64ヶ所の研究開発拠点において、米ノースカロライナ州リサーチ・トライアングル・パークにあるデルタの研究所には、高効率・高密度の電力変換製品を開発したデルタ・パワー・エレクトロニクス研究所とネットワーク製品を開発しているデルタ・ネットワーク開発研究所などがあります。ドイツ・ゾーストにあるデルタの研究開発チームは、ハイブリッド車、スーパーコンピュータ、ハイエンド・サーバ・ストレージ、通信、データセンター、風力発電コンバータなど、さまざまな用途で使える主要な電源製品や技術の開発に注力しています。
中国においては上海・浦東にあるデルタパワーエレクトロニクスセンター(DPEC)は、先進的な省エネ技術を積極的に開発するため、1999年に設立されました。また、CNAS(中国製品評価技術基盤機構)は、当社の上海、広東、江蘇の研究所および上海と江蘇の研究開発センターのPh.D. イノベーションステーションを認証しました。
研究開発と人材の育成
デルタは、研究開発の知識と技術革新を促進するために、長年、多額の投資を行ってきています。米国のマサチューセッツ工科大学、バージニア工科大学、ケースウェスタンリザーブ大学などや、台湾の国立成功大学、国立中央大学、国立台湾大学を始めとする台湾・中国両国の名門大学と提携して研究開発プログラムを進めています。中国では、デルタ財団法人は「デルタパワーエレクトロニクス科学教育開発プログラム」や「デルタ奨学金プログラム」を設け、上位8大学と共に様々な高度なエネルギー効率の高い製品や技術を共同開発しています。