2020/04/30

デルタエレクトロニクス(東莞工場)廃棄物埋設”ゼロ”のプラチナレベル(UL2799)を取得「焼却熱回収8%を含む100%の廃棄物転換率達成」

 デルタエレクトロニクスグループ(以下デルタ)の東莞工場はUL2799の廃棄物埋め立て”ゼロ”認証に合格し、プラチナ評価を取得しました。プラチナは最高評価であり「東莞工場の廃棄物埋設が”ゼロ”であること、却熱回収率が8%であること」より認定を受けることができました。これはデルタが長期的に取り組んできた廃棄物の削減、管理の努力が認められただけではなく、リサイクルの可能性を高めるための具体的な行動を実行し廃棄物管理システムを改善した結果が認められたものです。

 Delta Global ManufacturingのジェネラルマネージャーであるHuang Lukun氏は、次のように述べています。「Deltaは、「環境保護、省エネルギー、そして地球を愛する」を経営理念とし、発生した廃棄物の分別・分類を実施、確実に管理し後工程の処理状況をリアルタイム制御、追跡しました。さらに廃棄物の発生を積極的に抑え、資源を効果的にリサイクルして環境保護を実施する必要があります。今回、東莞工場は「廃棄物埋立”ゼロ”プラチナレベル」を取得し、デルタが廃棄物管理において大きな進歩と実績を示したことを証明しました。 今後は同様に世界中のすべての工場にこの方法が展開される予定です。」

 デルタは資源の持続可能な利用と地球資源の枯渇を防止する方法を追求しています。2017年に社内のCSR委員会の審査を通し、2015年を基準として2020年までに廃棄物を15%削減するという目標を設定しました。トータルで187件の廃棄物削減プロジェクトを導入し、4,051.7トンの廃棄物を削減しました。段ボール箱をプラスチック容器へ交換、紙のリサイクル、金属スクラップの二次利用、プラスチック利用の増加、廃プラスチックの削減など、多くの廃棄物削減活動計画がデルタの廃棄物削減と管理の具体的な結果を示しています。

 UL2799は埋設廃棄物”ゼロ”認定の基準であり、企業内すべての廃棄物フローが規制に準拠していることを検査、監査対象とし、廃棄物の削減、リサイクル、エネルギー使用などへの変換プロセスを経て、埋立処分を回避できるていることを確認する必要があります。廃棄物を焼却の際の熱エネルギーに換算し、全体の資源変換率が80%以上に達したとき、認証を取得できます。デルタは全体の変換率が100%に達し、最高のプラチナレベルの認証を取得することができました。その内訳は、廃棄物の削減と回収および再利用が92%、廃棄物の焼却時の8%が熱と電気に変換されています。

ニュースソース:デルタ電子株式会社